(ご注意:以下の記事は、2018年4月時点の情報に基づいて記述されています。)
こんにちは、rakurogo02です。
2017年の年末には1BTC200万円レベルまで到達していたビットコインも、NEMの流出騒動などもあったせいか、投機熱が下がったのか、3ヶ月が経過した3月末現在では70万を割ろうかというレベルまで落ち込んできてしまいましたねぇ。。
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仮想通貨ではなくて、暗号資産。。 ということらしい
先日参加したGMOインターネットの株主総会でも事業報告の一部として紹介されていたのですが、今現在「仮想通貨」として扱われているものは、金(GOLD)と同じように「資産」としての側面と、決済手段としての「通貨」としての二つの側面が議論されているのだそうです。で、決済手段(いわゆる通常の法定通貨)の代替とはまだなり得ていないけど、共通の価値を持つ資産としての側面は認められてきている、ということのようなのです。。
確かに、先日(2018年3月)のG20声明でも、「暗号資産 (Crypto-Asset)」という表現が使われておりますし、いわゆる商品市場と同じというように仮想通貨取引をとらえると、「通貨」と言われて感じる違和感がなくなる気がします。。(やはり、来月はいくらになっているのかわからない通貨じゃ超インフレ国の通貨と同じで、なんの信用もなくて決済手段には使えませんもんね。。)
我々は、暗号資産の基礎となる技術を含む技術革新が、金融システムの効率性と包摂性及びより広く経済を改善する可能性を有していることを認識する。しかしながら、暗号資産は実際、消費者及び投資家保護、市場の健全性、脱税、マネーロンダリング、並びにテロ資金供与に関する問題を提起する。暗号資産は、ソブリン通貨の主要な特性を欠いている。暗号資産は、ある時点で金融安定に影響を及ぼす可能性がある。(財務省ホームページより引用)
私はまだどんな仮想通貨(暗号資産?)も自分では保有していないのですが、商品市場投資と同じなのだとすると、自分の(長期)資産の一部として積極的に投資することは今のところはやはり考えにくいですね。。
ただ、金と同じように共通の価値を持つという特性は、国をまたがって資産・資金を移動するのには便利になりそうです。(移動手段として、短期に仮想通貨を利用するイメージ) これまでは、多額の海外送金手数料や、小切手処理に1ヶ月以上の期間が必要だったのが、銀行間取引を必要とせずに、かつ「金」に交換するような面倒な手続きなしにできるようになる(理屈上は)わけで、米国株投資のための資金移動とかを考えるといろいろと面白い取引や投資ができる世界が仮想通貨によって実現されているのなかなーなんてことを思ったりしています。。
最後まで読んでいただきありがとうございました。よろしければ、何かぽちっとしていただけるとはげみになります。。m0m