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大会の概要
- 開催日: 2024年3月9日
- 開催地: 東京都内(スタート・ゴールともお台場シンボルプロムナード広場)
- 距離: 50km(途中2か所のチェックポイントあり、指定時刻までに通過できないとリタイア)
- 制限時間: 12時間
- 参加費用: 10,000円
- 主催: 朝日新聞社
当日の記録
- スタート: 8時40分
- ゴール: 17時55分
- 所要時間: 9時間15分
- 気温: 7.5度~10度
参加のきっかけ
今年は長距離のウォーキングに挑戦しようと思い、まず頭に浮かんだのが電車広告などで見かけた「Tokyo Xtreme Walk 100k」でした。しかし、いきなり100kmに挑戦するのは、距離にしても、夜間を通して歩きとおす点をとっても不安が大きく、もう少し短い距離から始めたいと思ってたところで目にしたのが、この50kmの大会でした。
10km近くは歩いたことはあるものの、それ以上は歩いたこともましてや走ったこともない未知の距離。よく言われる「人間の歩く速度は時速4km」で考えると、11時間では44kmしか歩けないし、本当にゴールできるものなのかがまったく想像がつかない。。
しかし、第1回の記録をみるとゴール率は88.9%となっていて、ほとんどの方はゴールできている様子。参加された方のSNSやnote, ブログ等もいくつも読み、だんだんと自分にもできそうかも!?と思えるようになり、まずはやってみよう!と参加を決めました。
事前準備
毎日1万歩のウォーキングは続けているものの、大会に向けた特別なトレーニングはしていません。ただ、必要な装備(5本指靴下、テーピング、中敷きなど)は、長距離ウォーキング大会参加者の方が発信している情報を参考にして揃えました。
一通り装備もそろったものの、やはり未知の距離に対する不安は払しょくできないまま。
こういうときは「実際にやってみる」しかない。 Tokyo Xtreme Walkは事前に詳細なコースマップをGoogle Mapで公開してくれていることもあり、まったく同じコースをほぼ同じ時間帯に、準備した装備で歩いてみることにしました。
コース下見
本番の約1か月前、2月11日に下見を実施しました。50km歩ききれるか不安でしたが、まずは30km、その後は体調を見ながら距離を伸ばす、と決めてスタート。
毎日のウォーキングで一度に歩くのは5km程度なので、5kmごとに休憩を入れ、給水と補給をしながら歩きました。
下見の結果
途中でコースミスしたり、コースとして指定されている場所に立ち入れなかったりはしたものの、結果的には50kmを10時間半程度で歩き切ることができました。この下見でわかったのは。。
- 用意した装備で臨めば制限時間内に50kmは歩ける
- 5kmごとに休憩を入れれば、時速5km以上で歩ける
- 40kmを過ぎると足がけいれんしやすくなる
- 上半身が筋肉痛になることがある (歩く姿勢に問題ありそう)
- 足へのダメージは想定以上に大きい (2~3日程度は歩くだけでも痛い)
下見をしたことで距離に対する不安はなくなり、補給ポイントや休憩時間の調整もできました。
大会当日
Tokyo Xtreme Walkは、本番当日までにゼッケンが送られてきます。
50kmの大会は、スタート時、CP通過時、ゴール時の計時を効率化するためのリストバンドがゼッケンと一緒に送られてきました。当日は、このリストバンドをそれぞれの場所に設置してある機器にタッチすることで、参加者ごとの時間が記録されていくことになります。
ゼッケンつけて大会に参加するなんて久しぶり。天気も一日を通して晴れるようだし、初出場の高揚した気分の中、スタート地点に向かいました。
スタート (8:40)
下見のときは閑散としていたシンボルプロムナード広場も、今日は各所にノボリが立ち、場を盛り上げるDJの方の声や音楽が流れてとても華やかです。
スタートはウェーブ方式で、3分ごとに30人程度のグループに区切って順次スタートしていく形式です。ゼッケンごとに大まかなスタート時刻は指定されているのですが、準備できた方から順次スタートしてよいとのことで、指定時刻よりも少し早めのスタートです。
ウェーブスタートとはいえ、みなさんが同じようなペースで歩きます。
第1チェックポイントまでは、信号待ちや歩道の狭い箇所で、たくさんの参加者同士が滞留してしまうような場面も多くありました。
第1チェックポイント (25km : 12時55分)
明治神宮外苑の中にある「わいわい広場」が第1チェックポイント(25km)です。
チェックポイントではジュース、おにぎりがエイドとして用意されていました。
ここまで、事前の計画と下見のとおりに5kmごとに休憩と補給を入れながらですが、想定ペースよりは早いペース。
それほど足へのダメージも疲労感も大きくはないので、10分ほどの休憩でコースに戻りました。
第1チェックポイントを過ぎると、参加者の塊がばらけてきます。
また目黒川沿いに入ってからは、比較的道幅の広い歩道が連続しますので、自分のペースを維持しやすくなりました。
第2チェックポイント(43km:16時40分)
浜離宮朝日ホールの2階フロアが第2チェックポイント(43km)です。
飴などのお菓子類や、インスタントラーメン等がエイドとして用意されていました。
このチェックポイントの手前、35~40kmあたりでは「まだまだ先は長いな~」と少し疲労感を感じるようになってきたのですが、残りが10km以下になると気分も楽になり、マップ上の残りキロ数が減っていくのを楽しみながら歩けました。
夕暮れになって気温も下がってきましたし、長く休憩をして体を冷やしてしまわないように、ということで、10分ほどの休憩で残り7kmのコースに戻りました。
ゴール (50km:17時55分)
第2チェックポイントから外にでると、目の前は旧築地市場の空き地。ここから、お台場まで運河を越える4つの橋のアップダウンが、このコースの最後の難関ということになります。
ゴール手前2kmからは、お台場海浜公園の砂浜に設置されたボードウォーク場がコース。多くの観光客が東京の夕焼けを楽しむ中、無事50kmを制限時間内にゴールできました。
1か月前の下見の時と違って、ゴールではスタートと同じようにDJににぎやかに迎えられ、ゴールテープもゴールゲートもあります。
ゴールの瞬間は、ここ最近なかった達成感を感じられ、参加してよかった!と本当に思えました。
ペース配分結果
点線が計画時に想定したペース、実線が実際の歩行時のペースです。
まとめ
初めて参加した長距離ウォーキング大会「Tokyo Xtreme Walk 50k」は、挑戦と達成感に満ちた素晴らしい経験となりました。
準備や下見を通じて得た経験も活かし、今後もウォーキングを楽しみたいと思います。
- 投稿タグ
- 50km, TokyoXtremeWalk, ウェーブスタート, ウォーキング, ウォーキング大会, ウルトラウォーク, エクストリームウォーク, チャレンジ, 達成感, 長距離ウォーキング