目次
大会の概要
- 開催日: 2024年4月13日~14日
- 開催地: 千葉県・東京都(江戸川沿い)
- コース: 国府台陸上競技場をスタート・ゴールとする複数コース
- 距離: 4km~33km
- 制限時間: 16時までゴール受付
- 参加費用: 2,000円(ウォーキング協会会員割引あり)
- 主催: 下総・江戸川ツーデーマーチ実行委員会 (千葉県ウォーキング協会)
参加の記録
- 参加コース: 4月13日 南コース 32km (野鳥の楽園コース)
- スタート: 8時30分
- ゴール: 14時05分
- 所要時間: 5時間35分
- 気温: 15度~20度 (天候:晴)
参加のきっかけ
Tokyo Xtreme Walk 50k(TXW50)を下見・本番と2度歩き切り、長距離ウォーキングの楽しさを知り、自信もついたということで、同じような大会はないかと調べていたところ、地元近くで行われるこの大会を発見しました。
参加料も2,000円とTXW50に比べてリーズナブルだったため、早速参加を決めました。
事前準備
このツーデーマーチは過去17回も開催されているにも関わらず、ネット上の情報がほとんどなく、地図も公開されていません。そのため、Tokyo Xtreme Walk 50kのように休憩・補給ポイントを事前に決めることができませんでした。
しかし、50kmを歩き切れたことで「32kmなら10km以上も短いし、同じように5kmごとに休憩すれば余裕っしょ! なんだったら時速6kmくらいで歩けちゃう?」と少し舐めていました。
この余計な自信が後で見事に打ち砕かれます。
当日
スタート時間はコースごと(距離ごと)に決まっており、私が参加した32kmコースは8時30分の一斉スタートでした。参加者数はざっと2~300人くらいで、年配の方が多い印象です。
受付をすませると、コース地図、ステッカー、協賛会社のノベルティなどが渡されます。地図にはコースの他に主なポイントの距離も記載されています。
こちらが受け取った地図。
時速6kmで50分歩いて10分休憩すると1時間で5km進むことになります。32kmなら6時間程度でゴールできることになります。
TXW50の時は50km通して休憩もいれての平均ペースは時速5.4kmでしたので、休憩込みで1時間5km程度のペースなら余裕もあるし大丈夫だろうと判断。スタート時刻までにおおまかに5kmごとの休憩箇所とそれぞれの休憩場所と2か所のCPごとの通過目標時刻を書き入れておきました。
受付で渡されたステッカーにも自分の参加距離を記入してバックパックに貼り、スタート時刻を待ちました。
スタート(8時30分)
実際のスタート前に「出発式」があり、関係者の挨拶やゴール時間の設定、チェックポイントでスタンプをもらうこと、アンカー(最後尾)に抜かれたらリタイアという説明がありました。
参加者全員で軽くストレッチをして、8時半に一斉スタート。競技場を出るところでスタートのスタンプを地図に押してもらい、コースへ出発です。
足の違和感
スタートしてすぐに江戸川河川敷に出ます。車道とは交わらない区間なので信号待ちもなく、歩く道幅も広いため、それぞれのペースで歩けるようになります。
しかし、この江戸川河川敷区間(距離では1回目の休憩を終えた、スタートから5km~10kmの間)を歩いているときに少し足に違和感を覚えるようになりました。
実は今回はTXW50の時とは違う靴。その靴に中敷きだけはTXW50のものを入れていました。中敷きをいれたことで足が窮屈になってしまい、靴と足が擦れる箇所が大きくなってしまっていたようです。
この中敷きを入れた状態で毎日のウォーキング(5km程度)は行っていたのですが、それ以上の実績はなし。あとで考えてみると、この時点で中敷きを外した方がよかったのですが、この時はいけるところまで行ってみようと先を続けました。
第1チェックポイント(13.2km:10時42分)
千葉県浦安市の「福栄スポーツ広場(いこいの広場)」が第1チェックポイントです。地図にスタンプを押してもらいますが、特にエイドが用意されているわけではないので、すぐに先に進みます。
足の違和感(特に左足)も徐々に大きくなってきており、あきらかにかかと部分に靴ずれができたことを意識せざるを得ない状況になってきました。
できてしまった靴ずれは仕方がないので、少しでも悪化させないようにペースを大幅に落とし、アンカーに抜かれないようにゴールを目指すことにしました。
第2チェックポイント(24.3km:12時45分)
千葉県市川市の「中山法華経時」が第2チェックポイントです。
このチェックポイントの場所が、中山駅の先の参道商店街を抜けた山門の手前で曲がるのか、山門をくぐって先に進むのかが分かりにくく苦労しました。靴ずれによる足へのダメージも大きくなってきたため、ここでのミスコースは命取り。
慎重に地図を見さだめて山門の先!と判断。果たして、チェックポイントの方をみつけたときにはほっとしました。2つめのスタンプを押してもらい先へ。
ゴールまでの途中で、一度靴ずれの状態を確認すると、すでに靴下まで擦れて破れていました。手持ちのテーピングとばんそうこうで応急処置をして、ゴールを目指しました。
ゴール(32km:14時05分)
スタート地点でもある国府台公園は台地の上にあり、最後は急な傾斜を登ります。この傾斜を登り切って弘法寺の境内を抜けるとゴールです。
なんとかアンカーに抜かれずにゴールまでたどり着くことができました。
ペース配分結果
第1チェックポイント以降に大きくペースが落ち込んでいますが、靴ずれによる影響です。
まとめと反省
第18回 下総・江戸川ツーデーマーチに参加し、足の問題に苦しみながらも無事にゴールすることができました。
靴に関しては、やはりちょっとでも窮屈だと、このような長距離ウォーキングでは足にトラブルを起こす原因になるし、十分に慣れた靴を慣れた状態で使うことの重要性を改めて認識しました。
また足を痛めないようにするためにも、途中で中敷きを抜くなど、装備に違和感を感じたらその場で対応することが大事、ということにも気が付かされました。
100kmウォークに向けて、新たな気づきを得られた大会でもありました。
地元開催ですので、また来年も(次回は万全の準備で)参加したいと思います。