大会の概要

  • 開催日: 2024年10月19日 – 20日
  • 開催地: 小田原~東京(スタート:小田原城址公園 ゴール:Brilla Running STADIUM(豊洲))
  • 距離: 100km
  • 制限時間: 26時間(10/20 11:00までにゴール。途中CPも通過制限時刻あり)
  • 参加費用: 18,000円
  • 主催: 朝日新聞社
  • 参加者数:1,568名(ゴール者数 1,220名(77.8%))

参加の記録

  • スタート: 7時40分
  • ゴール: 5時31分
  • 所要時間: 21時間51分
  • 気温: 15度~26度(天候:晴れ一時小雨)

長い距離を歩く大会に興味をもったきっかけが第1回東京エクストリームウォーク100の車内広告でした。その大会も数えること9回目。ついに自分もスタートラインに立つ参加者の一人となりました。

大会当日の様子

自宅から当日移動ではスタートに間に合わなかったため平塚駅前のホテルで前泊し、翌日早朝の東海道線で小田原駅へ。小田原駅からスタートの小田原城址公園までは5分ほどです。 

受付で夜間歩行用のLEDライトを受け取り、ゴール地点まで配送する荷物を預けてスタート時刻を待ちます。

スタート(7時40分)

スタート時点の気温は18度。前日までの雨もあがって天気は申し分ないですが、アンダーシャツ、タイツを着ていないと日陰だと肌寒く感じる気温です。 

しかし、この日の予想は、日中気温は30度近くまで上がるということ。藤沢から戸塚あたりで日没を迎えるとしても、そこまではほぼ日影のない道を歩き続けることになることを考えて、日没まではアンダーシャツ、タイツ無しにしました。

 

第2チェックポイント(湘南海岸公園 33km)まで

ウェーブスタートで30人程度ごとのグループで順にスタートしていきます。私は7:40のスタートとなりました。

スタート後は国道1号線沿いへ。東海道らしく歩道脇には「日本橋まで83km」という標識が。改めてこれから歩く距離の長さを実感します。

箱根駅伝中継でもよく出てくる二宮ポイント

およそ1時間おきに小休止をいれつつ、最初のCPである平塚湘南海岸公園(21km)には11:30に到着。ここではカレーパン、みかん、水の補給がありました。

ちなみにこのカレーパン、ルーの他に福神漬けも入っている特徴的なもの。以前に神奈川に住んでいた時にはよく食べていたのでちょっと懐かしかったです。

気温はすでに24度。アンダーを着てこなかったのは正解でした。

10分ほどの休憩でリスタート。

湘南大橋を渡ると、茅ヶ崎から江ノ島までの海岸区間。ただし、そのまま1号線沿いの歩道を歩いてもOKということだったので、私は防砂林で日影になる1号線沿いを選択。先は長いので少しでも体力を温存です。

第2CPの湘南海岸公園 (33km)には13:50に到着。補給はおにぎりとパックドリンク。気温は25度を超えて夏日。陽射しも相当あってとても10月の終わりとは思えない気候です。

 

第4チェックポイント(ポートサイド公園 67km)まで

スタートから第2CPが海沿いの比較的フラットなコースなのに比べると、ここから第4CPまでは大きなアップダウンが繰り返されるコースです。

最初の大きな登りが、藤沢駅の先からの遊行寺の坂。箱根駅伝でもよく「壁」というたとえで実況されていますが、そこまでほとんどフラットなところからこの坂を迎えるとまさに「壁」のように見えます。

私は遊行寺坂の手前でふくらはぎが痙攣するというトラブル。坂を上るまえに10分ほど休憩し十分に水分も補給したせいか、それ以上悪化することなく遊行寺坂はのぼりきれました。

その後戸塚駅までは一転して急激な下り坂。戸塚駅(48km)でちょうど日没となりました。ここからは夜間となるので、受付時に配布されたLEDライトをつけて、ヘッドライトも装着します。

環状2号線の平戸交差点からは「権田坂」。遊行寺坂に比べると斜度は緩やかですがだらだらと登り続ける区間。頂上近くは意外と歩道が狭く、足元も暗いので、ここが夜間になる場合には足元を照らすライトがあると安心だと思います。

権田坂の頂上をすぎて下りに入るとまもなく第3CPとなる横浜児童公園(54km)。到着は18:30。

この日は、日中は暑くなる一方で、夜間は一気に冷え込み、かつ北風が強くなるという予報。このCPで少し時間をとって着替え。上下ともアンダーを着用し、かつ雨もふってきたのでウィンドブレーカーもここで着用。

ここから横浜スタジアムを過ぎるまでの2時間程度は雨中のウォーキングとなりましたが、雨は小雨程度から酷くなることもなく止んでくれました。

横浜赤レンガ地区にはちょうど雨があがったタイミングで到着。空気が澄んでいてきれいな夜景を見ることができました。

ここからみなとみらい地区を抜けるまでは観光客も多いエリア。時間帯も20時台と本来であればそれなりの人出がある時間帯かと思いますが、雨がふったせいか人もすくなく歩きやすくて助かりました。

第4CPのポートサイド公園 (67km)には21:40に到着。補給はチョコレートとドリンク類。少し冷え込んできたのでほうじ茶のような温かい飲み物がありがたかったです。

 

ゴール(Brilla Running Stadium)まで

CP4からは深夜の第1京浜(国道15号線)をひたすら歩いていく区間。歩道も広く、街路灯も整備されているので歩きやすいのですが、大きな道との交差点で横断歩道ではなく、歩道橋、地下道で階段を上り下りしないといけない場所が数か所あります。足の疲労も溜まってきていますので、ちょっとした段差がきつくなってきます。

鶴見の国道駅。通過したときにちょうど終電が出ていくところでした。

深夜2時前に多摩川を渡っていよいよ都内へ。

第5CPは鈴ヶ森道路公園(86km)ですが、その手前が「鈴ヶ森刑場跡」 コースは刑場跡の中心を抜けていくのですが、ちょうど深夜2時頃ということもあってちょっと怖ったです。。

第5CPへは2:10に到着。ここではホットカフェオレを2杯いただきました。気温は17度。北風もかなり強くなってきて冷え込んできたところだったのでとてもありがたかったです。

小田原では80kmを超えていた日本橋までの距離もいよいよ一桁に。

京急の新馬場駅から東京タワーの先までは春に参加したTXW50と同じコース。残りも10kmを切ったということで、ゴールまでたどり着けそうという安心感からか少しペースも上がりました。

夜の東京タワー

築地の朝日新聞前の信号を渡ると、TXW50と同じ3連続の橋(築地大橋、黎明大橋、豊洲大橋)の区間。最後の豊洲大橋のところで、空が明るくなってきました。

TXW50ではお台場方向に右折した千客万来の交差点を直進し、有明北橋を渡ると100kmゴールのBrilla Running Stadium。到着時刻は5:31。

ゴールが見えた安ど感からか最後の最後でコースミスしてしまい5分ほどロスしてしまいましたが、初めての100kmは21時間51分で無事ゴール到達となりました。

 

ペース配分結果

まとめ

今回は前半から概ね1時間ごと(私のスピードだと5.5km~6km)に休憩をいれること、序盤はアンダーシャツ、タイツは着用しないで暑さ対策をしたことで、後半に体力を温存できました。

私が長距離ウォーキングを開始したのが3月のTXW50。そこからいくつかの大会で30km程度のウォーキングを行い、暑さや装備などの経験を積んだことで、この100kmのゴール到達にも活かせたのではないかなと思います。


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