
目次
コースの概要
- 場所: 隅田川・荒川の分流点(岩渕水門)から河口(築地大橋)まで
- 距離: 約26km (隅田川自体の全長は23.5km)
ウォーキングの記録
- スタート: 8時08分
- ゴール: 13時18分
- 所要時間: 5時間10分
- 気温: 26度~31度(天候:曇りのち晴れ)
仕事はお盆休み中。しばらくまとまった距離を歩いていないのもあり、トレーニングとして隅田川を上流から河口まで全区間歩いてみることにしました。
コース設定
隅田川は赤羽の岩渕水門から荒川からわかれて築地の先、豊海水産埠頭付近までの全長23.5kmの川です。歩くコースは可能な限り川に沿った形で、かつ、隅田川に架かるすべての写真をおさめるのを目標にコースを考えてみました。
これまで参加したウォーキング大会(東京エクストリームウォーク50, 京成さわやかウォーク)で、千住大橋から下流部分のコースはテラスが整備されておりほぼ川沿いを歩けることがわかっているので、岩渕水門から千住大橋までの区間を、Googleマップ、ストリートビューなどを参考にコース設定してみました。
今回は以下のように隅田川の左岸、右岸を渡り返しながら歩いてみました。
| 左岸を歩いた区間(下流に向かって川の左側) | 右岸を歩いた区間(下流に向かって川の右側) |
| 岩槻水門 → 尾久橋 尾竹橋 → 千住汐入大橋 桜橋 → すみだリバーウォーク 吾妻橋 → 新大橋 清洲橋 → 永代橋 中央大橋 → 築地大橋 | 尾久橋 → 尾竹橋 千住汐入大橋 → 桜橋 すみだリバーウォーク → 吾妻橋 新大橋 → 清洲橋 永代橋 → 中央大橋 |
歩行距離は約25kmのコースです。
岩渕水門〜尾久橋(約7km)
スタート地点でもある岩淵水門の最寄り駅は、地下鉄南北線の赤羽岩淵駅です。駅を出て1kmほどで荒川の土手に到着。目の前に新旧の岩淵水門が現れます。赤が旧水門、青が新水門で、この青色の新水門の中央部分をスタート地点としてみました。


新岩淵水門からしばらくは隅田川の左岸(下流に向かって左側)に整備されている歩道を歩きます。荒川と離れると一旦川と歩道の間は高い壁に区切られ、川が見えなくなりますが、隅田川の上流から2番目の橋である新神谷橋が近づくころには、また川が見えるようになってきます。
新神谷橋をくぐると次は新田橋。この橋は下をくぐれないので信号で道路を渡ります。このコース全体で信号を待つ必要があるのは3か所しかありませんが、ここがその1か所目です。



新田橋をすぎると、左岸の川沿いにテラスが整備された区間になり新豊橋をくぐります。豊島橋をくぐると遠くに隅田川を渡る首都高中央環状線みえてきます。この首都高中央環状線が通る区間は左岸、右岸とも隅田川沿いを歩くことができません。「足立区立宮城ファミリー公園」のところで左岸側のテラスが切れるので、公園を通り抜けて一般道へ。そこから「みやぎ水再生センター」の建物沿いに進むと再び隅田川沿いの歩道にぶつかります。



隅田川沿いの歩道を進むと次は小台橋。この橋が信号待ちが必要な場所の2か所目です。 この先は再びテラス区間になるのですが、尾久橋の先で左岸のテラスは途切れてしまいますので、尾久橋で右岸側に渡ります。尾久橋は日暮里舎人ライナーの橋も併設されており、一旦尾久橋をくぐってから、舎人ライナーの足立小台駅を回り込むようにすると尾久橋の歩道に上がることができます。



尾久橋〜京成本線鉄橋 (約3.5km)
尾久橋を渡り切り、階段を使って橋から降りると一般車道にでます。ここから再び隅田川沿いに戻るまでの200mほどの区間は歩道がありませんので要注意区間。隅田川の土手に戻ると、右岸側にテラスが整備された場所になるので、テラスを次の尾竹橋まで進みます。尾竹橋から先は、再び左岸側が比較的歩道が整備された区間となりますので、尾竹橋でまた左岸に渡りなおします。
尾竹橋からは隅田川左岸の土手上に歩道が整備されています。この土手上の歩道はGoogleマップ上は都営住宅の先で途切れているように見えていたのですが、実際にはその先の児童遊園(千住緑町3丁目児童遊園)まで川沿いを歩くことができました。(ゲートがついていましたので、天候や時間帯によっては通れないかもしれません)
児童遊園の場所で一旦隅田川沿いを離れますが、京成本線鉄橋まではほぼ道なりに進むと到着します。
スタートからここまででおよそ10kmです。



京成本線鉄橋~堅川水門(堅川水門テラス連絡橋)(約10km)
京成本線の鉄橋をくぐった先も建物があり川沿いをトレースすることはできませんが、その建物を回り込んで進むとすぐに隅田川沿いにぶつかり、再び左岸にテラスが整備されている区間となります。千住大橋、JR・つくばエキスプレスの鉄橋をテラスでくぐりながら進むと、千住汐入大橋にぶつかります。千住汐入大橋の先で左岸のテラスは途切れますので、ここで再び右岸側に渡ります。



千住汐入大橋を渡ったところがこのコース全体のほぼ中間地点。ここからしばらくはスカイツリーがよく見える区間となります。



白髭橋はテラスでくぐれないので信号で道路を渡る場所です。ここがこのコース最後の信号待ちが必要な場所となります。
白髭橋からは右岸に整備されたテラスを次の桜橋まで。桜橋で再び左岸にわたり、言問橋をくぐって次の「すみだリバーウォーク」までというように左岸・右岸を交互に歩いていきます。



「すみだリバーウォーク」は東武線の鉄橋の脇を歩けるように整備された歩行者専用の橋です。列車のすぐ隣を歩くという迫力ある区間です。



すみだリバーウォークを渡ると浅草の中心地。
ここから永代橋までは右岸側にもテラスが整備されているので、右岸を歩いてもよいのですが、以下の3つの理由から左岸側の方がおすすめです。
- 右岸側のテラスは神田川の合流地点で一旦途切れておおきく迂回する必要あり。
- 左岸側の方が観光客が少ないのでペースを保って歩きやすい。
- 特に夏場の日中、左岸側は首都高が上にあるので右岸側に比べて日影になりやすい。
という理由で、今回は吾妻橋で再び左岸に渡り、左岸側のテラスで河口を目指します。下流域になってきて橋の数も増えてきます。






総武線鉄橋をくぐり両国橋を過ぎると、首都高6号線が隅田川を渡る場所となります。左岸をあるくと、左側から堅川が流れ込んでくる地点で、Googleマップ上はテラスが途切れていますが、実際には堅川水門を渡る連絡橋(堅川水門テラス連絡橋)が設置されています。その連絡橋を使い、さらに左岸側のテラスを進みます。
ここまでで約20km。残り6km弱です。


堅川水門(堅川水門テラス連絡橋)~築地大橋(約5.5km)
堅川水門を過ぎた先も永代橋までほぼ左岸のテラスを歩くことはできますが、小名木川との合流部分でわずかにテラスが途切れています。今回はその部分を避けるため、新大橋で一旦隅田川の右岸に渡り、次の清洲橋で再度左岸に戻り、最後に永代橋で右岸に再度渡るというコースで歩いてみました。







永代橋の先で、隅田川は晴海運河とわかれますので、永代橋では必ず右岸側にいる必要があります。今回は永代橋から次の中央大橋までを右岸、中央大橋で左岸側に渡り、あとはゴールの築地大橋まで左岸を行くというコースにしました。


渡った先は佃煮で有名な佃島。

中央大橋から築地大橋までの左岸側も、Googleマップ上は一部テラスが途切れているように見えたり、橋がくぐれないように思える場所がありますが、築地大橋手前のわずかな区間を除いては左岸側を隅田川に沿って歩くことができます。


スタートが岩淵水門の中央部分でしたので、築地大橋の海側歩道の中央部分をゴールとしました。

まとめ
隅田川全34橋を確認しながら歩いてみました。赤羽岩淵駅からスタート地点の岩淵水門までと、最後の築地大橋から新橋駅までの距離を加えると、歩行距離はほぼ30km。
大部分が専用歩道が整備されていますし、上流から下流に歩くと景色の変化も多く、また道路を横断する区間も全区間で3か所と少ないのでマイペースで30kmを歩くことができました。

参考タイム
岩淵水門(新) 8:08
尾久橋 9:27
尾竹橋 9:52
千住汐入大橋 10:50
桜橋 11:25
リバーウォーク 11:36
吾妻橋 11:45
新大橋 12:17
中央大橋 12:46
築地大橋 13:18










