毎年元日の朝は、ニューイヤー駅伝をテレビ観戦しています。実業団の駅伝ランナーが7つの区間でつなぐ100km。
あの100kmと同じコースを自分で歩ける大会がある、と以前から知っていました。そして今回、一度参加してみたいと思っていた「ぐんま100kmウォーク」に参加してきました。

目次
大会の概要
- 開催日: 2026年5月9日~10日
- 開催地: 群馬県前橋市、高崎市、伊勢崎市、太田市、桐生市
- コース: 楽歩道前橋公園(前橋市)をスタート、ゴールとする周回コース
- 距離: 100km (35kmのショートコースあり)
- 制限時間: 28時間
- 参加費用: 12,000円(ショートコースは7,000円 中学生以下割引あり)
- 主催: ぐんま100kmウォーク実行委員会
参加の記録
- スタート: 5月9日 9時4分
- ゴール: 5月10日 6時00分
- 所要時間: 20時間56分
- 気温: 10度~21度 (天候:晴)
ニューイヤー駅伝コースとの比較
まず、今年(2026年)のニューイヤー駅伝とコースを比較してみたのが以下のマップです。(赤の太線がぐんま100kmウォークのコース、紫の細い線がニューイヤー駅伝のコース)

伊勢崎市役所から太田市役所に向かう区間の後半と、太田市役所から桐生市役所への大部分の区間を除けば、コースはほぼ重なっています。
つまり、「ニューイヤー駅伝のコースを歩ける」大会と言ってよいのではないでしょうか。
前日からスタートまで
なお、当日朝の移動ではスタートに間に合わないため、今回は高崎市内に前泊。
高崎といえばパスタの街。そこで、キングオブパスタでグランプリも獲ったという一品で、100kmに備えてカーボローディングです。

ちなみに、スタート場所は前橋駅から2kmほどの場所にある「楽歩道前橋公園」。

荷物を預けて受付を済ませると、IBUKIというGPSトラッカーを渡されました。リアルタイムで自分や他の参加者の場所をスマフォで見ることができるというもの。
そして、スマフォの設定などをしながらスタートを待ちました。
スタートは9時。なお、スタート直後に信号付きの横断歩道があるので、その信号のタイミングにあわせて1グループごとにスタートしていきます。私は3番目のグループで9時4分にスタート。

スタートからCP1(伊勢崎市役所)
スタートしてすぐに国道17号線に合流。そこからまずは高崎市役所を目指します。天候は晴れで、風も穏やかです。

高崎市役所のエイドポイント(11km)には、事前に設定したペース計画通り2時間で到着。


高崎からは伊勢崎、太田に向けて東方面に向かうコース。ニューイヤー駅伝では「からっ風」に押されて速度があがる区間です。
この日も、スタート時は穏やかだった風が徐々に強くなってきました。そのため、風に押されてオーバーペースにならないよう、メトロノームでペースを確認しながら進みます。


スタートからおよそ6時間で、最初のチェックポイントである伊勢崎市役所(33.1km)に到着。午後になってさらに強くなってきた風に押されたせいか、想定ペースよりも少し早く到着。

CP1(伊勢崎市役所)からCP2(太田市役所)
伊勢崎のチェックポイントからは、国道354号線をひたすら東に進むコース。また、風も強いし湿度が低い中陽射しもあるので、水分補給にも気を遣いながら残り3分の2の区間を進みます。

どのエイド、チェックポイントでも補給食が充実していました。エイドの方の「次のチェックポイントはとりめし!」という一言にも頑張ろうと思えました。
中間地点(50km)通過は18:15。そろそろ日が傾いてきました。

その後、中間地点から歩くこと約1時間。日もすっかり暮れた19:15に第2チェックポイントの太田市役所(54.5km)到着です。

お約束のとりめしの給食。しかも、お茶漬け用の出汁まで用意されていて食べやすく、とても美味しかったです。
気温も下がってきたのでここで夜用の長袖装備に着替え。ちなみに、他にもこのチェックポイントで着替える方は多かったです。
CP2(太田市役所)からCP3(桐生市役所)
太田市役所からは本格的な夜間の区間。
これまで2回100kmウォークは参加しており、当然夜間も経験しているのでこれまでと同じ、と思っていたのですが大きな誤算がありました。
それは、歩道の整備状況がよくないところが多いということと、想定以上に「暗い」ことでした。
太田市役所をでると、すぐに比較的細い道につけられた狭い歩道を歩くのですが、この足元が全く見えない。もちろんライトは持っているのですが、十分な明るさがない。
しかも、すでに50kmを歩いた後なので、ちょっとした段差や草が伸びている箇所で足がひっかかり躓くことが何度も発生。
そのため、下手に手をついて骨折等でもしたらウォーキングどころではなくなってしまうので、事故がおきないよう慎重に歩かざるをえません。
足元を気にしすぎて歩き方に影響が出たのか、テーピングが甘かったせいか、かかとの肉刺が悪化してきたのを感じますが、もうこのまま進むしかありません。
さらに、残りまだ半分近くある状況で、少し辛くなってきました。

第3チェックポイントの桐生市役所(72.6km)に到着したのは23:15。気温も15度を割り、思っていた以上に寒くなってきました。


CP3(桐生市役所)からゴールへ
桐生市役所からのコースは比較的歩道の整備状況は良いものの、暗くてよく見えないのは変わらず。さらに、気温がどんどん下がっていきます。
私が今回用意した装備は、これまで2回経験した100kmウォークと同じもの。ただ、その2回とも夜間の最低気温は15度以上。
その結果、今回のように10度近くまで下がるようなコンディションでは防寒が十分ではありませんでした。



それでも、痛い脚と暗さ、寒さに耐えて、残り10kmを切ったところで日の出を迎えました。日が昇って、明るくなったことと暖かくなったことで本当に救われた気がしました。


午前6時ちょうど。本当にヘロヘロになりながらゴール!! こうして、20時間56分の100kmが終わりました。

ペース配分結果
ちなみに、ペース実測を見ても、前半飛ばしすぎで後半大幅にペースダウンというのがよくわかる結果ですね。。

まとめと反省
- 100kmは2回経験したこと、前回は20時間を切れたこと、今回は天候もよさそうということから、ちょっと準備に油断した部分が多かったと思います。(足のテーピング、防寒対策など) やはり100kmというのはしっかり準備しないといけないですね。
- ぐんまの夜は相当寒くなる、というのは聞いていたのですが、それ以上でした。ただ、今回は雨に降られなかったので、なんとか夜明けまで耐えられました。雨だったらリタイアしてたと思います。
- いつもは雨合羽を装備に入れていたのですが、今回は降水確率0%ということで装備からはずしました。持っていれば防寒対策にもなったはず。つまり、これも準備不足の一つです。
- 夜間の暗さ。過去2回使った夜間用ライトでは明るさが十分ではなく、歩き方にも影響が出ました。ちなみに、このぐんま100kmのあと、明るさ優先で携帯ライトを新規購入しました。
- 私の長距離の歩き方は、前半になるべく抑えて後半に体力を残すスタイル。ところが、今回はからっ風におされて前半が明らかにオーバーペース気味でした。
またチャレンジしてみたい100kmです。










