福岡県内を走る西日本鉄道の甘木線と、福岡県朝倉市と佐賀県基山町を結ぶ甘木鉄道に乗車してきました。

乗車日・使用した乗車券

乗車日:2025年6月7日(土) 

甘木鉄道は一日乗車券利用。料金は740円です。甘木~基山の全線片道は430円ですので、単純往復する場合だとかなりお得です。なお、甘木鉄道は交通系ICカードは利用できません。

西日本鉄道甘木線はICカードを利用して乗車しました。

乗車メモ

当日は午前中に柳川訪問の予定があり、西鉄福岡天神から西鉄柳川まで移動。その帰りに甘木を経由するという形で乗車しました。

柳川といえば、せいろ蒸し。

西日本鉄道甘木線

甘木線の分岐駅は宮の陣駅ですが、大牟田・久留米方面からの各駅停車が分岐していく運行形態になっているようです。

今回は大牟田線の大善寺駅で福岡天神行きの特急から甘木行きに乗り換えて、そのまま西鉄甘木駅を目指します。

列車は2両編成のワンマン運転。各駅ともICカード対応しているためか、整理券や車内精算の設備はありません。

宮の陣駅は甘木線だけの専用ホーム。大牟田線久留米・大牟田方面の下りホームと連絡しており、運行上も大牟田線の列車との乗継をとるようです。今回も大牟田線の急行列車到着をまってから甘木に向けて発車となりました。

宮の陣駅から田んぼが広がる田園地帯を40分ほど走って終点の甘木駅到着。途中に「五郎丸」というラグビーでよく聞く名前の駅がありました。

西鉄鉄道の駅は、私鉄支線の終着駅らしいこじんまりとした建物。なかなか年期の入った駅舎だと思っていたら、西日本鉄道の現存駅舎では最古(1948年建築)なのだそうです。

甘木鉄道 甘木線

西鉄甘木駅と甘木鉄道甘木駅は別々の場所にありますが、距離はそれほど離れていません。西鉄甘木駅から歩いて5分程度で甘木鉄道の駅に到着します。

甘木鉄道はもともとは国鉄甘木線だった路線。甘木駅も西鉄の駅と違い、駅舎も立派で駅前にロータリーもあり、かつてはそれなりに利用があった駅なんだなということを彷彿とさせられます。

甘木駅の有人窓口で一日乗車券を購入しホームへ。運行間隔は日中は30分に1本程度、朝と夕方は15分間隔と、第三セクター移管したローカル線としては本数が確保されている方だと思います。

列車はディーゼルの単行編成。ワンマンで車内精算する形です。

甘木鉄道沿線マップの表紙をみると、甘木鉄道はすべての車体のカラーリングが違うようです。甘木駅の構内にも、カラフルな車両が留置されていました。

甘木駅から30分ほどで終点の基山駅に到着。甘木鉄道は大部分が福岡県ですが、終点の基山駅と一つ前の立野駅だけが佐賀県にあります。

基山駅はJR九州鹿児島本線との乗り換え駅ですが、甘木鉄道のホームへは自由通路からアクセスする形となっており、JR九州と改札は分離しています。

ちなみに基山は、お笑いコンビ「どぶろっく」のお二人の出身地ということらしいです。観光大使にも任命されているそうで、駅にもお二人のパネルが設置されていました。

基山駅から小郡駅まで再び甘木鉄道で折り返し。

小郡駅からは再び西鉄大牟田線に乗り換えて、福岡天神まで戻りました。

乗りつぶし状況

西日本鉄道は、大牟田線の西鉄柳川~大牟田間を除いて乗車済みとなりました。(全106.1km, 乗車済み 89.7km 乗車率84.5%)

甘木鉄道は今回乗車した甘木~基山間の甘木線のみの鉄道ですので、全線乗車済みとなりました。(全13.7km, 乗車済み 13.7km 乗車率100%)

全鉄道の乗車率は 90.86% (24865.2km / 27366.0km)
 ーJRは100% (19377.8km全線乗車済み)
 ーJRを除く会社線は 68.69% (5487.4km / 7988.2km)

西鉄大牟田線は柳川までは何度か乗っているのですが、なかなかその先に進む機会がありません。熊本の私鉄も乗っていないので、その乗りつぶしの際には大牟田経由で向かいたいと思います。


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